くりっく365とは?
くりっく365とは、東京金融先物取引所が運営を行う、公設市場で行われる 取引所為替証拠金取引のことをいいます。何か良くわからない名前ですね。
FX(外国証拠金取引)は、取引所そのものが存在せず、業者と個人投資家の間で、 価格設定が不透明であったり、業者が倒産したたら投資家の預託した証拠金は 戻ってこない、と言った問題がありました。
そこで、くりっく365として、公設市場がが取引所として開設されました。
くりっく365のメリットは、
- 取引相手が取引所となるため、FX業者が倒産しても証拠金が戻らない ということがない。
- 複数の有力金融機関が提示する価格のうち、最も有利な価格で取引が可能。
- 税制上の優遇が受けられます。通常FXでの利益は、雑所得として扱われ、
最大50%が課税されます。 一方、くりっく365は、
分離課税で一律20%の課税ですみます。
所得金額 くりっく365 通常のFX 200 万円以下 20% 15% 330 万円以下 20% 20% 700 万円以下 20% 30% 900 万円以下 20% 33% 1800 万円以下 20% 43% 1800 万円以上 20% 50%
一方、くりっく365のデメリットとしては、
- 両替立てができない。
- 取り扱っている通貨が7ペアと極端に少ない。
以上が、くりっく365の説明となりますが、実際にこれに参加しているFX業者は 数社しかなく、活況を呈しているとは言えません。
その理由を筆者が想像するには、税制上のメリットはあるものの、最近では 信託保全を採用するFX業者が増えて業者倒産時のリスクが無くなってきたこと、 競争により、小さなスプレッドや手数料無料を提供するFX業者が増えてきたため、デメリットと 併せて考えると、それほど大きなメリットがないと考えられます。
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